「動物が好き」と「動物を暮らす(飼う)」のは、おなじことではありません。
暮らす(飼う)ということは、飼い主の責任感にかかわる問題です。
軽い気持ちでペットと暮らすことはできません。
犬や猫を家族にむかえるとき、それなりの心構えと責任を果たす覚悟が必要です。
子どもが一人増えたという認識がなければ、動物を飼う資格はありません。
◇面倒を見る自信がなければ、自信ができるまで待つか、それとも、きっぱりあきらめるしかありません。
◇新しく犬を暮らす(飼う)前に、「終生飼育管理できるのか」をよく考えましょう。
(犬の平均寿命は10年以上)
★確認チェック★
・ペット飼育が可能な居住状況か
・人に迷惑にならないようにしつけができるのか
・散歩や餌やり、遊びなどの世話ができるのか
・犬が年老いた時の世話ができるのか
・転勤などで飼えなくなることはないのか
など
飼い主には、ペットの命に対する責任があるのです。
以上の事項をチェック、「暮らす(飼う)」と決まったら、家族の一員として
人生のパートナー、友として、犬や猫を大切に飼って下さい。
◆飼い主マナーを守りましょう。
糞の後始末は飼い主の責任です。犬の糞の放置は、周囲に不快感を与え、衛生的にも問題です。散歩のときは ビニール袋など携帯し、糞を回収しましょう。また、できるだけ自宅内でトイレができるようにしましょう。
◆危険!!放し飼い、放し散歩は絶対にやめましょう!
犬 が苦手な人の気持ちも考えましょう。飼い主にとって,かわいい、おとなしい犬でも、他の人には怖く感じられ、犬を放すことはそれだけで迷惑になることがあ ります。室内や庭で飼っていても、戸や門が開いた時に飛び出して、人にケガをさせたり、迷子になったり、交通事故にあったりしますので、十分注意しましょ う。
◆避妊・去勢手術のススメ
子犬を産ませるつもりがないなら、避妊・去勢手術を考えましょう。手術をすることで、飼いやすくなり、問題行動の防止にもなります。そして、もらい手のない子犬を作らないことになります。
◆愛犬の健康管理をしましょう。
愛犬の毎日の世話をする中で、健康管理はもちろん、食事や飼育環境について注意し,異常があれば、動物病院に相談しましょう。また、飼主のマナー(常識)として動物からうつる病気(人と動物の共通感染症)について知っておきましょう。
◆毎年一回の狂犬病予防注射が必要です。
生後91日以上経過したら、登録と狂犬病予防注射が必要です。
(狂犬病予防法第4条、第5条)
*犬の死亡・引越し・他人に譲渡等のように登録事項に変更が生じた場合は、必ず変更の手続きをしましょう。
~あなたの猫は、ご近所に迷惑をかけていませんか?~
◆ご近所への気配りを!
*ご近所のねこが庭で糞尿をして、におう。
*鳴き声がうるさくて、眠れない。
*花壇や植木を荒らす。
ねこの習性を理解し、責任ある飼い主になりましょう。
◆室内飼いのススメ
猫を外に出すと、ケンカをしてケガをしたり、伝染病やノミをうつされたり、交通事故にあったりします。
室内で飼うことで、このような危険を防止できます。
《運動不足になるのでは?》
猫は上下運動が大事。つまり広さより高さ空間を作って、室内で遊んであげてください。
《部屋のにおいが気になる》
猫はきれい好きで、身体や居場所を汚しません。
ここでの、猫のにおいとは尿や糞のにおいです。汚れたトイレを清潔にしましょう。
◆避妊・去勢手術で問題解決
不妊手術なんてかわいそうという声もありますが、無計画な出産で産まれてきた子猫は
も らい手がない場合、殺処分するしかない事実は、はたして猫のためになるでしょうか?
繁殖のコントロールは飼い主の責任であり、家族としてのむしろ思いやりなのです。
*ペットを捨てることは、禁止されています(100万円以下の罰金)
*爆発的な繁殖力 雌は年2~3回発情し、一回に6~7匹出産します。
*スプレー行為 雄はテリトリーを誇示するため、尿噴射を行います。
去勢すると性格が穏やかになり、スプレイ行為も少なくなると言われています。
☆★香川県内の市町の犬猫の不妊去勢手術に対する補助金制度をご利用下さい。【詳しくはこちらから】